相撲観戦に行こう!

10.屋形と土俵

土俵は神聖な場所。男女平等が一般的な現在でも女人禁制や、初日前日には本場所の安泰を願い土俵を清めて神様を迎える「土俵祭(どひょうまつり)」を始め神事としての要素が色濃く残っています。

11.土俵上の作法

相撲は興行であると同時に神事。そして土俵は神聖な場。なので、取組前には儀式として様々な所作をしなければなりません。また、所作が美しい力士は仕切りの時も見ていて飽きません。これも相撲の楽しみ方の一つと言えるでしょう。

12.番 付

大相撲には「番付が一枚違えば家来同然、一段違えば虫けら同然」という言葉があります。番付は力士のランキングを表すものですが、「そんなこともアカンのかい!」と突っ込みたくなるほど他のプロスポーツでは

13.優勝制度と三賞

本場所では、各段で最高成績を収めた力士を優勝として表彰する制度があります。各段で金額も違いますが賞金も出ますし、優勝すれば番付は一気に上がります。個人優勝を表彰するのは元は新聞社の懸賞の一種だったとか。

14.懸賞金の仕組み

幕内力士が勝ち名乗りの時行司さんに渡されるのが懸賞金入りの懸賞袋です。結びともなると懸賞が何十本とつき、横綱が片手に持ち切れず両手で懸賞金を受け取っているのを見たりもします。懸賞金は1本62,000円。そのうち力士が

15.勝負規定

相撲のルールは単純明快!土俵の中で足以外が地面に着くか、土俵外に体の一部でも着いた方が負けです。こんなにわかりやすいのに奥深いから不思議とハマってしまいますよね。実はもう少しルールは細かくて

16.大相撲のルール

大相撲は早くて数秒、長くても決着まで5分とかからないスピード格闘技。そんな一瞬の中にも知っていて損はない意外なルールがけっこうあるので紹介していきます。水入り勝負が長引いて3分を超えると行司が声

17.禁じ手

「日本相撲協会寄附行為施行細則附属規定」の審判規則の中には、8つの「禁手反則」が書かれていて、これをしてしまうと反則負けです。巡業などでの初切(しょっきり)でも面白おかしく紹介していたりしますよね。

18.仕切り~立ち合い

張りつめた静寂の仕切りから立ち合いで力士がぶつかり合う音は、相撲でしか味わえない醍醐味!相撲は「立ち合いが全て」と言う人もいるぐらい、勝負の行方を左右する重要なポイントが立ち合いです。