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大相撲のルール

大相撲は早くて数秒、長くても決着まで5分とかからないスピード格闘技。
そんな一瞬の中にも知っていて損はない意外なルールがけっこうあるので紹介していきます。

 

水入り

勝負が長引いて3分を超えると行司が声をかけ「水入り」という休憩が入ります。これは両力士の疲労度をみて審判委員が指示するのですが、水入り後は直前にしていたのと同じ体勢・手足の位置から取組再開です。この水入りは十両以上のルールで、幕下以下は二番後取り直しとなり、もう一度仕切りからスタートします。

 

廻し待った

取組中の力士の廻しがほどけそうなときは、行司が「廻し待った!」と声をかけ、勝負を中断して廻しを締め直すことが出来ます。この時両力士はその姿勢のままストップし、廻しを締め直した後行司が両者のまわしの結び目をポンとたたいて取組再開。行司は勝負の行方だけでなく力士の廻しにも気を配っていないといけないのです。

 

控え力士による物言い

次の相撲をとる力士が東西の控えに座っているのは進行の効率化という理由だけじゃないんです。審判委員だけでなく、控え力士も行司の判定に対して物言いをつけることができ、実は勝負のいわば副審も兼ねているのです。

 

同体取り直し

同じタイミングで体が土俵についたり土俵外に出る「同体」になってしまったりしても軍配は必ずどちらかに上げるのが決まりで、行司さんは引き分けの判定はできません。判定が微妙なときは物言いがつき、審判委員が「同体」と判断すれば引き分けで「同体取り直し」となることがあります。

 

死に体

土俵外に出ていなくても、自力で立て直すのは無理な体勢になれば攻撃不可な「死に体」とみなされて負けです。かかとだけ地面に着いて30度以上後ろに倒れていれば明らかな死に体とされますが、体の柔らかい宇良などはギリギリの体勢から「居反り」を決めるなど、見ている方は楽しいけれど行司や審判は判断が難しいことも。

 

つき手とかばい手

相手が先に死に体になってしまえば「かばい手」といって手をついても負けにはなりません。下になった力士に体重をかけないようにする礼儀とみなされるのです。相手が死に体でないときは「つき手」となって負けです。

 

送り足・勇み足

せっかく土俵際まで押し込んで行っても、勢い余って自分の足が土俵を先に割ってしまえば「勇み足」と言って負けになってしまいます。相手を吊っているときなど、相手が空中にいるときに足が出てしまった場合は「送り足」といってこちらはセーフです。

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