相撲の仕組みを知ろう!

19.床 山

偶然お相撲さんとすれ違って、「意外といい匂いだな」と思ったことがある方もいるかもしれません。その香りの正体は「鬢(びん)つけ油」という伝統的な整髪料(実は国技館の売店でも通販でも買えます)

20.若者頭・世話人

若者頭(わかいものがしら)や世話人といった裏方は、他の協会員に比べると前に出てくる機会が少ないのであまり耳慣れないかもしれません。それもそのはず、若者頭はテレビの解説に呼ばれることはあっても幕下以下の取組の

21.カ士の廻し

「廻し」は力士の戦闘服。「褌(みつ)」とも言います。褌は「ふんどし」とも読むので、見たまんまですね。廻しは「稽古廻し」「締込(しめこみ)」「化粧廻し」の3種類。稽古の時につける「稽古廻し」は木綿製。

22.行司の装束・ 持ち物

行司は勝敗の判定役ですが、取組中に唯一衣装を着て土俵にアクセントをつける人でもあります。しかし行司もランク制なので、軍配の房の色・履物・装束の素材や着こなし方も格が上がるにつれて高級になり

23.明け荷

力士は巡業や地方場所で移動が多くて大変。一緒に荷物も行ったり来たりしなければなりません。十両以上にもなると、稽古廻しの他にも締込・化粧廻しや座布団など、荷物も多くなります。それらの荷物を入れるのが「明け荷」と

24.年寄株制度

この「年寄株」ですが、簡単に言えば現役を引退した元力士が自身の所属する弟子たちを指導するため必要な権利のことです。年寄株を持つことで、指導権が与えられ、相撲部屋の弟子たちを指導して