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大の里 泰輝(おおのさと だいき、2000年6月7日 – )は、石川県河北郡津幡町出身で二所ノ関部屋所属の大相撲力士。本名は中村 泰輝(なかむら だいき)。最高位は東大関(2025年3月場所-)、血液型はB型。
小学1年から相撲を始める。糸魚川市立能生中学校、新潟県立海洋高等学校を経て日本体育大学に進学。2019年(大学1年次)10月、第74回国民体育大会相撲競技青年の部個人戦優勝。11月、第97回全国学生相撲選手権大会で学生横綱となる。2021年(大学3年次)12月に第70回全日本相撲選手権(東京・両国国技館)の決勝で近大の神崎大河を寄り切り優勝し、アマチュア横綱となる。
2022年(大学4年次)7月、第11回ワールドゲームズ(4年毎、五輪翌年に開催)無差別級で金メダル、重量級で銀メダル。10月、第77回国民体育大会相撲競技成年の部個人戦で2019年の前回大会(2020、2021は中止)に続いて2連覇、前年のアマチュア横綱と合わせ大相撲の幕下10枚目格付出資格を取得した。11月、第100回全国学生相撲選手権大会個人戦準優勝(優勝はバドジャルガル・チョイジルスレン)。12月(大学4年時)に第71回全日本相撲選手権の決勝で日体大職員の松園大成を、はたき込み優勝し、アマチュア横綱2連覇。大相撲入り意思表明し、3月に二所ノ関部屋に入門が決まった。3月30日の日本相撲協会理事会で幕下10枚目格付出での入門が承認された。
2023年4月6日に母校の海洋高校で入門記者会見を行い、四股名は大正時代の大関の大ノ里萬助や師匠の二所ノ関親方が出世したときに案に上がった四股名である「大の里」となることが発表された。
デビュー場所の2023年5月場所では初日、大学の先輩である石崎(後の朝紅龍)に敗れるが、その後6連勝して6勝1敗で終えた。
2023年7月場所では、東幕下3枚目で4勝3敗と勝ち越し新十両を濃厚とした。7番相撲を控えていた際に父から激励のメッセージを受けており、これに応えた形となった。7月26日に開かれた番付編成会議で、9月場所の新十両昇進が正式に発表された。同じ二所ノ関部屋の高橋(後の白熊)と同時の新十両昇進となり、同部屋から同時に新十両への昇進を果たすのは2012年9月場所での阿武松部屋(慶天海と丹蔵)以来のこととなった。
新十両会見で大の里は、「チヤホヤされるかもしれないけど、まだ新弟子。常に『おかげさま』の気持ちでやっていきたいです」と述べ、高校時代の監督の妻に出世した時に購入すると約束した牛一頭の調達をいつか実現したいと語った。「誰からも愛される関取になりたいですし、小さい子に憧れを持たれるような力士になりたいです」とも話した。 相撲教習所は関取特権を行使せずに卒業まで通所する意向を示した。7月場所後に「伯桜鵬関は別格の存在。耳には入りますけど、自分は我が道をいく。最終的にどこにいくかが重要ですから。ざんばら髪での出世も考えてないですね」と史上初の関取として相撲教習所に入所した先輩について語っている。
8月26日の夏巡業金沢場所で大の里は、当初髙安に胸を出してもらう予定であったが、現役大関の貴景勝が胸を出し、7分間のぶつかり稽古が行われた。
2023年9月場所で2016年5月場所の佐藤(後の貴景勝)以来の7人目となる新十両力士のストレート勝ち越しを決めた。翌9日目も勝利し、2008年11月場所の翔天狼以来の3人目となる新十両力士の初日から9連勝を決めた。11月場所前の11月5日に福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋の九州場所稽古場で二所ノ関一門連合稽古が行われた際は、関取衆最多となる21番の稽古を行った。11月場所では13日目に10勝目を挙げ、2場所連続2桁勝利を確定させるとともに、この時点で新入幕の可能性が高まったと報じられた。優勝決定戦では12勝3敗同士で琴勝峰と対戦し、上手投げに敗れた。決定戦後に琴勝峰は「まだまだ、ざんばら。年齢は近いですけど、入ってきたばかりで、負けたくなかったです」とコメントしている。
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