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埼玉県朝霞市出身で、追手風部屋所属の現役大相撲力士。本名は高西 勇人(たかにし はやと)。2012年1月に初土俵を踏み、2014年7月場所で十両昇進、2015年9月場所で新入幕。西前頭筆頭で迎えた2021年の初場所では幕内最高優勝を達成した。身長182cm、体重162kg。最高位は2020年9月場所での東関脇。
小学1年生から相撲を始め、中学時代は入間市の入間少年相撲クラブに週1回通うかたわら、園芸部に所属した。「キュウリやナス、ゴーヤーにアジサイも育てた。特にヒマワリが大好きでした」と本人は後に振り返る。
埼玉栄高校時代は3年時にインターハイ団体2位、個人3位、国体でも団体2位などの実績を残し、高校卒業直前の2012年1月に追手風部屋で初土俵を踏む。十両昇進時には自身の高校時代より相撲部監督を務めていた山田道紀が「母子家庭ということもあり、親に楽をさせたいという思いを持っている。芯がしっかりしている」と入門の背景にあった事情を打ち明けている。
2012年3月場所で「大翔栄」の四股名に改めて、初めて番付に名前が載り、いきなり序ノ口優勝を果たすと、初土俵から所要1年で初の幕下に昇進。その途中で四股名を現在の大栄翔に改めたが、「栄」の字が四股名の最後に来ると怪我をすると言われ、事実怪我をしてしまったことが改名理由である。
その後幕下での負け越しや三段目陥落など、壁に当たることもあったが、2013年3月に同部屋の幕下付出力士・遠藤が入門して史上最速で幕内まで駆け上がったのを間近で見て大いに刺激を受けて発奮し、同年5月場所で三段目優勝。
2013年11月場所以降は関取昇進目前の番付が続き、東幕下2枚目とした2014年5月場所は6勝1敗の好成績を収め、場所後の番付編成会議で新十両昇進が決定した。記者会見では、入門からわずか2年半での関取昇進については早かったと語っている。なお、追手風部屋から、大学を経ずに入門した日本出身力士が十両へ昇進するのは初めてのことである。
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