※お気に入りの機能を利用するには、相撲ゲームへログインが必要です。
その他の情報
静岡県焼津市出身で、伊勢ヶ濱部屋所属の現役大相撲力士。本名は庵原 一成(いはら かずなり)。身長171cm、体重112kg、血液型はO型。最高位は西前頭筆頭(2022年9月場所)。
相撲に打ち込むことになったきっかけは、小学校2年次に出場した相撲大会で優勝を逃し準優勝になったことで、母親が悔しい思いをしたからだった。その後は元幕下・青馬(安治川部屋→伊勢ヶ濱部屋)の父親から1日100番を超える猛稽古をこなし、小学5年でわんぱく相撲の全国大会に出場した。焼津市立焼津中学校に進学すると1年生で全国中学校相撲選手権大会(全中)に出場したが、夏休みから遊びに興じるようになって相撲の稽古はしなくなり、学校にも通わなくなった。しかし、飛龍高校相撲部監督の栗原大介に導かれて中学3年から相撲の道に戻り、部員2名ながら団体戦では全中で8強入りを果たした。飛龍高校進学後は2年次に全国高等学校総合体育大会相撲競技大会で同学年の佐藤貴信(当時、埼玉栄高校2年。のちの貴景勝)を破って埼玉栄高校の4連覇を阻む星を挙げて団体3位に入賞したが、3年次は怪我のため実績を残せなかった。高校卒業後は近畿大学経営学部に進学し、1年次には全国学生相撲個人体重別選手権大会100kg未満級で優勝の実績を残したが、2年次に相撲部を退部し、大学も退学した。大学退学後は帰郷したが、故郷まで大相撲の9代伊勢ヶ濱(第63代横綱・旭富士)がスカウトのため来訪し、母親や栗原、現役時代は伊勢ヶ濱の弟子だった元青馬が同席する中で入門を受け入れた。
2016年9月場所で、20歳で初土俵。同部屋の同期には、近畿大学でも同期だった錦富士がいる。なお同じく近大を中退した1年後輩の上原昌も同場所武蔵川部屋に入門したが、2017年1月場所限りで引退している。2016年11月場所にて序ノ口、2017年1月場所にて序二段の優勝決定戦にて錦富士と対戦しいずれも敗れた。同年5月場所で幕下に昇進後は幕下の番付に定着した。
2020年1月場所は東幕下2枚目で5勝2敗とし、場所後の番付編成会議にて翌3月場所での新十両昇進が決定した。静岡県出身者としては2013年3月場所の栃飛龍以来、7年ぶりの新十両誕生となった。飛龍高校からは3人目の関取昇進で、焼津市からは片山以来2人目。
SHARE
loading