相撲観戦に行こう

座席の種類

国技館の座席は主に「溜席(たまりせき)」「桝席(ますせき)」「椅子席」「ボックス席」の4種類。席によって料金が変わります。
これに加えて、土俵からみた正面・向正面・東・西の4方向があります。

テレビ中継と同じ向きの正面席は見やすくて人気で、チケットもすぐなくなります。向上面は行司さんが手前にいます。東と西は力士を背中側から見る形ですが、力士の表情やしぐさだけでなく鍛えたお尻が楽しみなんていう相撲ファンもいます。

名古屋場所では「テーブル付き枡席」九州場所では「テーブル付き2人用椅子席」など、地方場所特有の席や、色々なサービスがセットになったチケットもあったりします。どの方向のどの席がいいか購入前のチェックをおススメします。

 

溜席(砂かぶり)

溜席は相撲の迫力を間近で観戦できる東西土俵下に6~7列あるスペシャル座布団シート。土俵の砂が飛んでくるぐらい近いので「砂かぶり席」とも言います。砂だけじゃなくて力士も飛んできたりして危ないので年齢制限もあります。それで怪我しちゃっても基本自己責任なので要注意です。

飲食物や危険物の持ち込み、カメラ・携帯電話の使用禁止など制約も多いうえに1人14,800円とお高いですが、大相撲好きにはたまらない席です。

 

枡席

こちらは座布団4枚が敷いてあり、パイプで文字通り「枡」のように区切られた6人まで利用できるお座敷席です。
飲食もでき、九州場所以外では「お茶屋」と呼ばれる相撲案内所からチケットを買えばお土産やお弁当も予約できるなどリピーターの多い席でもあります。

土俵を中心にぐるりと15列ずつあり、一人9,500~11,700円のチケットは土俵から近いほど高くなります。

 

椅子席

椅子席は国技館では2階席になります。シートの仕様でA席(1~6列目)・B席(7~11列目)・C席(12~13列目)・自由席(14列目)に分かれており、料金はそれぞれ8,500円・5,100円・3,800円,・2,200円です。A席はちょっとゴージャスで、テーブルと肘掛けつきです。

地方場所含め自由席は当日午前8時から販売されますが、人気がありすぎて早朝から並ばないと確実に売り切れてしまうのでゲットするにはそれなりのモチベーションと覚悟が必要でしょう。

 

ボックス席

ボックス席は外国人観光客に対応して作られた4~5人で利用できるグループ席です。
相撲案内所でしか取り扱っておらず、相撲部屋が後援会用に押さえてしまうことが多いので入手困難といわれています。

1階席の最後列にあるので双眼鏡があると便利ですよ。 料金は38,000円/4人(9,500円/人)前後または48,500円/5人(9,700円/人)前後です。

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