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モンゴル国ウランバートル市出身で、九重部屋所属の現役大相撲力士。本名はガンバータル・ムンクサイハン(モンゴル語キリル文字表記:Ганбаатарын Мөнхсайхан)。身長183cm、体重141kg。血液型はO型。最高位は西前頭2枚目(2017年5月場所)。得意手は押し、左四つ、寄り、投げ。愛称は、ムンク、サイハン。
父親はモンゴル相撲の大関。子供の頃はどこへ行くにも父親がそばにいたというが、そんな父には柔道や相撲の練習にばかり連れて行かれたという。さらに自身と朝青龍の父親同士が知り合いという関係もあって、いずれ角界入りしようという気持ちもあった。地元にやってきた13代九重(元横綱・千代の富士)の紹介によって下積みとして明徳義塾高校へ留学。同高校を2年で中退して2009年7月場所に初土俵。同期生として碧山がおり、2人は相撲教習所の卒業同期でもある。入門当初は87kgという軽量であったため、本人曰く本当にやっていけるかどうか心配だったといい、実際入門当初は体がある程度できあがっていた碧山に全く歯が立たなかった。それでもモンゴル相撲の大関として人気を集めていた父親のことを考えると途中で諦めたら恥ずかしいと思い、相撲に打ち込んだという。
初土俵から三段目までは四股名をモンゴルを象徴する馬に因んだ翔馬と名乗っていた。新三段目となる2010年7月場所からは千代翔馬を名乗るようになり、そこから1年余りかけて初めて幕下に昇進。それから2012年9月場所までは幕下と三段目を往復する状況であったが、翌11月場所から幕下に定着。幕下に定着する前までは同部屋・同い年の千代皇や千代丸に水をあけられて悔しい思いをしたといい、これをバネに稽古に打ち込んだという。2013年11月場所を東幕下40枚目での5勝2敗、翌2014年1月場所を東幕下25枚目での4勝3敗としたことで続く2014年3月場所は最高位を西幕下18枚目まで更新。さらに2015年11月場所では西幕下3枚目の位置にまで進み、6勝1敗と大きく勝ち越して、2016年1月場所で十両昇進を果たした。西十両12枚目に名を連ねて臨んだ同場所では、8勝7敗と見事に勝ち越し。十両では3場所目の同年5月場所で負け越したものの、4場所で通過となった。
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