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地方場所案内

三月場所「大阪場所」

三月の大阪場所はアクセス抜群、難波から歩いてすぐの旧大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)で開催されます。観戦前後に繁華街をぶらつくこともできますよ。

ここは会場が狭く収容人数約8,000人と少なめですが、その分力士との距離が近い!後方の席や椅子席からでも力士の表情がはっきり見えます。体育館の構造上花道と観客の導線が被るので、取組前後の力士が支度部屋から出入りするのを至近距離で見れます。力士の気分次第ですが握手やハイタッチなんてレアな経験ができることも。

正面入り口から左右の階段を上って土俵がある2階のメインフロアに上がるというちょっと変わった会場でもあります。 会場は大阪ならではのキツいヤジや、関西出身力士の登場でヒートアップ。特に地元大阪・寝屋川出身の大関豪栄道が土俵に上がった時の「豪栄道コール」は地響きのように会場にこだまします。テレビでも対戦力士のアウェー感が伝わってちょっとかわいそうなくらいです。

大阪場所会場データ
会場名:エディオンアリーナ大阪(旧大阪府立体育館)
所在地:大阪府大阪市浪速区難波中3-4-36
アクセス:南海電鉄「難波駅」から徒歩4分、JR・地下鉄各線「なんば駅」から徒歩約5~10分

 

七月場所「名古屋場所」

名古屋場所は酷暑の7月に相撲協会と中日新聞の共催で開催されます。開催場所である愛知県体育館は冷房完備なので観戦自体は快適でしょう。

浴衣姿のお客さんも多くて和の涼を感じられますよ。1964年以前は冷房設備のない金山体育館でしたが、翌年以降は金のしゃちほこで知られる名古屋城の隣のこの体育館に移動しました。

本当にすぐ隣にお城の入り口があるので観光もしたい人は一石二鳥。

収容人数約8,600人のこの会場の大きな特徴は、東西支度部屋が隣り合っているので東西の花道がアリーナ入口まで同じことです。つまり、東入口記者クラブ横で出待ちをすれば力士全員を間近で見られます。支度部屋自体は広くて準備運動もしやすいみたいですが、西の力士同士は枡席下の狭い通路ですれ違わないといけないので大変そうではあります。

その他、正面と向正面の2ケ所に電光掲示板があるのも七月場所だけです。

名古屋場所会場データ
会場名:愛知県体育館
所在地:愛知県名古屋市中区二の丸1-1
アクセス:地下鉄名城線「市役所駅」から徒歩約5分

 

十一月場所「九州場所」

九州場所が開催される福岡国際センターは博多湾のすぐそばにあり、博多や天神と言った福岡の繁華街からは少し距離があります。海に近いので、離島に宿舎を構える部屋はフェリーで会場入りすることも。会場の収容人数は約7,600人と最も少ないですが、その分国技館などに比べて桝席が広いのでゆったりと観戦できます。

残念なことに「お茶屋」がないので昔はチケットをさばくのにも苦戦していましたが、最近の相撲人気の回復や2人用のシートを充実させるなど工夫の成果か、2年連続で満員御礼となっています(2017-2018年)。

九州場所は特にご当地力士へのひいきが強く、幕内の琴奨菊や松鳳山の取組では大きなコールが沸き起こります。ご当地力士が横綱に勝ったりしようものなら座布団が舞いそうなアツい雰囲気ですが、桝席の座布団は2人用のが2枚紐で繋がっているので、幸か不幸か座布団投げはしたくてもできません。

九州場所会場データ
会場名:福岡国際センター
所在地:福岡県福岡市博多区築港本町2-2
アクセス:地下鉄「呉服町駅」から徒歩13分
88番バス(都市高速・蔵本方面)「呉服町」乗車後約8分「国際会議場サンパレス前」下車すぐ
JR「博多駅」・地下鉄「天神駅」から99番バス「博多駅シティ銀行前」乗車約10分「国際センターサンパレス前」すぐ
88番バス「博多駅シティ銀行前」乗車約10分「国際会議場サンパレス前」下車すぐ

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