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相撲力士情報 
豊昇龍

豊昇龍

力士名
豊昇龍 智勝 (ほうしょうりゅう ともかつ)
所属部屋
立浪部屋
本名
スガラグチャー・ビャンバスレン
しこ名履歴
豊昇龍
番付
東横綱
生年月日
1999/05/22
出身地
モンゴル・ウランバートル
身長
185.0 cm
体重
141.0 kg
得意技
右四つ・寄り・投げ

その他の情報

豊昇龍 智勝(ほうしょうりゅう ともかつ、1999年5月22日 – )は、モンゴル国ウランバートル市出身で立浪部屋所属の現役大相撲力士。第74代横綱。本名はスガラグチャー・ビャンバスレン(モンゴル語キリル文字表記: Сугаррагчаагийн Бямбасүрэн)。血液型はAB型。好物はかつ丼。嫌いなものは魚介類、トマト。叔父に第68代横綱・朝青龍明徳がいる。 いわゆる「花のイチイチ組」の1人

朝青龍の兄(長兄)であるスガラグチャーの次男として誕生。11歳の頃からレスリングを始める。モンゴルの中等教育を卒業後、日本体育大学柏高校(入学当時の校名は柏日体高校。在学中の2016年4月から現校名に改称)からレスリングの選手としてスカウトを受け、日本へ留学した。相撲に自信が無くレスリングで妥協したビャンバスレンに、最初朝青龍は渋々留学を認めたようなものであった

高校1年の5月、授業の一環として両国国技館で相撲を見学した際に相撲に興味を抱き、その後朝青龍と相談し、レスリングを辞めて相撲を始めることを決意する。ビャンバスレンがその意志を180度変えたことに対して朝青龍は困惑して怒ったが、ビャンバスレンに熱意を感じてか朝青龍が学校の上役を説得して相撲部への転部が叶った

相撲経験はなかったが、アマチュアの大会で好成績を残し、驚くようなスピードで潜在能力や身体能力の高さを見せていく。高校卒業後は立浪部屋へ入門。入門してからも朝青龍とは何度もメールでやり取りをしており、「自分の力で強くなれ! 引いてはダメ」、「急に太ってはダメ! 怪我をするから」などのアドバイスを朝青龍から受けていた。豊昇龍は、大相撲の力士としての目標として、「叔父さん(朝青龍)みたいに、1番上の横綱になりたい」と語ったが、その返答として朝青龍は「強くなるには、親方の言うことをちゃんと聞きなさい!」と答えたという

力士になるにあたってモンゴルの実家に一度帰った際「山の上じゃなくて、足の下の石を見ろ」(ビャンバスレン本人は、一歩一歩、地道に歩んでいけ、という意味だろうと捉えていた)というモンゴルのことわざを朝青龍から授けられ、「酒に呑まれるな」とも助言を受けた

2017年11月1日に新弟子検査を受検、同月12日に合格が発表された。新弟子検査の際に、対戦したい力士として遠藤を挙げている

興行ビザの取得を待って、初土俵は2018年1月場所となった。この場所は、第48代横綱大鵬の孫である納谷(後の王鵬)と共に前相撲を取った。結果は3勝1敗であったが、この1敗はライバルの納谷である。

同年3月場所は、西序ノ口19枚目という番付で先場所の前相撲のときと同様に2戦全勝同士で東序ノ口18枚目の納谷と対戦し敗れ、6勝1敗で終えた。なお、この場所の序ノ口優勝は納谷であった。

同年5月場所は、西序二段42枚目で7戦全勝優勝を遂げた。この場所は納谷との対戦がなく、優勝後のインタビューでは「納谷は強いですよ」と、ライバルの強さを認めた。その上で豊昇龍は「次は絶対に勝つ」と、三度目の正直に燃えていた。

7月場所直前の6月29日には、第69代横綱・白鵬の所属する宮城野部屋へ出稽古にいき、白鵬に稽古をつけてもらった。稽古を終えた豊昇龍は「横綱にぶつかることができて、うれしいです。去年、稽古してもらった後、自分はバーンと強くなってインターハイも準優勝できました」と語った。また、白鵬は「自分も(朝青龍に)稽古をつけてもらったから、今度は(自分がその甥っ子に)稽古をつけてやってね。不思議だね、歴史は繰り返すね。あとは彼次第。」と、次世代のエースにエールを送った

同年7月場所は、東三段目42枚目で6勝1敗だった。

同年9月場所は、東幕下56枚目という番付で3連勝スタートから3連敗、その後、3勝3敗同士で、前相撲での対戦を含めると同年春場所以来3場所振り3度目となるライバルの東幕下60枚目の納谷と対戦し、勝利し勝ち越しを決め、三度目の正直を果たした。これは、豊昇龍の納谷戦初勝利となった。この取組により、納谷は自身初の負け越しとなり、次の場所では、三段目へ番付を落とす結果となった。

同年11月場所は、東幕下49枚目で6勝1敗だった。この場所は、初土俵以来初めて納谷のいない番付で相撲をとる場所となった。さらに、この場所は、朝青龍と並ぶ初土俵(前相撲を除く)から5場所連続勝ち越しとなった。

2019年1月場所では、西幕下21枚目で5勝2敗とし、幕下上位への昇進が濃厚となった。また、初土俵(前相撲を除く)から6場所連続勝ち越しとなり、叔父の朝青龍を超える記録となった。

同年3月場所では、初の幕下上位となり西幕下7枚目という番付で臨み、徳真鵬に勝ち1勝0敗としたが、前場所で敗れた木﨑海に敗れ、その後、第53代横綱・琴櫻の孫であり、現・佐渡ケ嶽親方の元関脇・琴ノ若の子供である琴鎌谷、琴鎌谷と同じく佐渡ケ嶽部屋の琴太豪に敗れ3連敗となり、1勝3敗となる。しかし、その後3連勝とし4勝3敗となり、初土俵(前相撲を除く)から7場所連続勝ち越しとなった。

同年5月場所では、2連勝した後3連敗したが、その後2連勝し、4勝3敗で勝ち越し。初土俵(前相撲を除く)から8場所連続勝ち越しとなった。

同年7月場所では、十両昇進を目指す西幕下2枚目という番付で臨み、6番目の相撲までで3勝3敗。7番目の相撲では、前場所で勝った玉木(後の朝玉勢)戦で敗れてしまい、自身初の負け越しとなり、序ノ口デビューからの連続勝ち越しは8場所でストップした。7番相撲で負けた際に右の拳を土俵に叩き付けており、朝日新聞の記事で「叔父譲りの勝利への執着心」について触れられた

東幕下5枚目に番付を下げた同年9月場所では2連勝した後3連敗。しかし、その後2連勝し4勝3敗とし2場所振りの勝ち越しを決めた。十両から幕下に降格する力士が多かったこともあり、場所後の番付編成会議で、翌11月場所での十両昇進が決定した。外国出身では史上68人目、モンゴル出身では史上35人目の十両昇進となった。日本体育大学柏高校からの関取昇進は史上初。十両昇進会見では「しこ名に『関』と付くのでうれしい。すごく気持ちいい」と話した。10月3日にモンゴルに帰国して朝青龍主催の昇進パーティーに出席する予定が示され、豊昇龍は「『上に上がればお前にあげる物がいっぱいある』と言われた」と贈り物に期待を寄せた。また、「叔父さん(元横綱・朝青龍)のいったところまでいく。稽古をして強くなる」と、末は横綱に昇進すると意欲を見せた。

 

ウィキペディア(Wikipedia)より

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