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その他の情報
埼玉県所沢市久米出身で、八角部屋所属の現役大相撲力士。本名は中村 大輝(なかむら だいき)。身長185cm、体重166kg、血液型はA型。得意技は押し。最高位は東小結(2020年3月場所)。好物はステーキ、寿司。嫌いなものは梅干し、辛い物。所沢市出身者初の幕内力士。平成4年度生まれの関取を指す、「花のヨン組」の1人。
幼少期よりサッカーや水泳など多くのスポーツに親しんでおり、おむつをつけているときからやっていたスキーの腕前は3歳の頃に上級者コースで滑るほどであった。
所沢市のわんぱく相撲で小学2年生、3年生のときに続けて同じ相手に負けて準優勝に終わったため、優勝トロフィーが欲しさに所沢市立南小学校4年生から隣接する入間市の相撲道場である入間少年相撲クラブに通った。クラブに通ったばかりの頃は弱く、稽古でも同級生に勝てず大会でも1回戦で負けてばかりであったため、親から「お前、見込みないからやめちゃえ」と言われたこともあり、本人はそう言われるたびに歯を食いしばって稽古した。小学5年生の頃から急激に強くなり、埼玉県内では無敵になった。6年生のときにクラブが埼玉県の大会で初めて優勝して監督が喜んだのは中村にとって良い思い出である。
所沢市立南陵中学校では柔道部に所属し、市大会で優勝の実績を持つが、相撲の大会と日程が重なったため県大会は欠場した。相撲のほうは中学2年生で立川錬成館に移籍。3年次に全国都道府県中学生相撲選手権大会で優勝しているが、うれしさのあまり気持ちが高ぶって過呼吸になったため団体戦は欠場した。埼玉栄高校に進学すると3年次に高校総体で優勝し、高校横綱のタイトルを獲得した。埼玉栄高校の相撲部監督である山田道紀からは挨拶や礼儀、相手を思いやる気持ちや感謝の心を学んだ。相撲が取れるのは周囲の人物のおかげであり、決して当たり前のことではないということを学んだ。
日本体育大学体育学部武道学科進学後は2年次に東日本学生相撲個人体重別選手権大会135キロ以上級に優勝して個人初タイトルを獲得。同じ年には全国学生相撲選手権大会で個人優勝し、大相撲の幕下15枚目格付出資格を獲得した。3年次には国体の相撲競技成年男子の部で優勝し、タイトル獲得から1年間しか行使できない幕下15枚目格付出資格を再取得。しかし、大学まで行かせてくれた両親のことや、当時履修中だった教職課程のことがあって中退はせず、最終的に大学では個人タイトル13冠となったが、4年次に幕下付出資格を得られる3大タイトルを1つも獲得できずに幕下付出の権利を失った。幕下付け出しの権利を失ったことに関しては、2021年1月場所後の記事で「後悔はない。4年間大学に通わせてくれた両親に感謝です」と話していた。
大学卒業後は八角親方(第61代横綱・北勝海)の相撲に憧れて八角部屋に入門。入門の動機として八角部屋のゼネラルマネージャーである長谷川秀一に誘われたという点が大きい。
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