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熊本県八代市出身で常盤山部屋(入門時は貴乃花部屋、一時千賀ノ浦部屋)所属の現役大相撲力士。本名は水田 健斗(みずた けんと)。身長179cm、体重165kg、血液型はA型。最高位は西十両4枚目(2021年7月場所)。
水田少年は八代市立八千把小学校5年次より地元の相撲道場(八千把クラブ)に通い、八代市立第四中学校3年次に全国中学校相撲選手権大会の団体戦メンバーとして優勝に貢献した。中学校卒業後は故郷を離れ、鳥取県の鳥取城北高等学校普通科体育コースに相撲留学。1学年上にはアルタンホヤグ・イチンノロブ(逸ノ城)が在籍していた。高校でも団体戦メンバーとなり、3年次には主将として国体少年の部で団体優勝を果たした。
高校卒業を目前に控え、2014年1月場所で貴乃花部屋に入門した。師匠貴乃花には中学時代より目をかけられ、高校時代には部屋の合宿にも参加したことがあった。高校卒業後に社会人を経験したため同期となった逸ノ城(幕下付出入門)や、剣翔、武将山らが同期生である。前相撲は3勝1敗で出世した。相撲教習所では指導に当たった親方から総じて真面目な稽古態度を評価され、優等賞を獲得した。
大相撲では2014年11月場所で幕下昇進を果たし、師匠が現役時代に使用していた博多帯を譲り受け、初髷も結った。3月場所では土付かずの6連勝で自身初の各段優勝に大きく近づいたが、7番相撲(13日目)で出羽疾風との全勝対決に敗れて幕下優勝は逃した。その後は幕下に定着して相撲を取っていたが、同年11月場所で左膝前十字靭帯を損傷し初めての途中休場となった。精密検査の結果幸いにも断裂には至っておらず、三段目との稽古もできるようになり、2016年1月場所で復帰した。この場所は負け越しではあったものの最後まで出場を続けたが、場所後に行われた花相撲で左膝を再び負傷した。同年7月場所で幕下に復帰すると同時に、それまで本名のままだった四股名を「貴健斗」に改めた。
2018年10月1日の理事会で、師匠の貴乃花が日本相撲協会を退職することに伴って千賀ノ浦部屋(2020年11月に常盤山部屋に改称)へ移籍することが承認された。
貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋への移籍前後は幕下20枚目前後の番付に定着していたが、2020年は開催された5場所全てで勝ち越して、2021年1月場所では西幕下筆頭に番付を上げた。この場所は自身が付け人に付いている大関貴景勝から受けた助言や、貴景勝と共に積んだトレーニングの効果もあって5勝2敗の成績とし、場所後に行われた番付編成会議で3月場所での新十両昇進が決定した。新十両昇進の2年前は「ネガティブ絶頂期だった」が、部屋の貴景勝から「2年と決めて、目標を決めてやっていけ」と言われ、それで「覚悟を決めた」と精神的に変わったという。
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